産業競争力強化法に基づき、事業者の個々の事業内容に即して、新事業の事業化と規制改革を推進するための3つの制度が設けられています。新しいヘルスケアサービスを始めたいが、既存の規制に抵触するか分からない。そんなときに、事前に、規制との関係を整理できる公的な仕組みです。
新しい技術やビジネスモデルが登場すると、既存の法規制との関係が不明確になることがあります。この不確実性は事業リスク、資金調達リスク、開発コストの膨張などにつながります。
3制度は、こうした規制の不確実性を事業者自身のアクションで解消するための仕組みです。いずれも産業競争力強化法を根拠とし、費用は無料、分野を問わず利用できます。窓口は事業内容に応じて経産省・厚労省・国交省・金融庁など複数の省庁にまたがり、規制のサンドボックスについては内閣官房が政府一元的窓口を担っています。
新たな事業活動を行おうとする事業者が、現行の規制の適用範囲が不明確な分野においても、安心して新事業活動を行い得るよう、具体的な事業計画に即して、あらかじめ、規制の適用の有無を確認できる制度。
新たな事業活動を行おうとする事業者が、その支障となる規制の特例措置を提案し、安全性等の確保を条件として、「事業者単位」で、具体的な事業計画に即して、規制の特例措置の適用を認める制度。
期間や参加者を限定すること等により規制の適用を受けずにAI、IoT、ブロックチェーン等の革新的な技術やビジネスモデルを活用した実証を迅速に行い、実証により得られた情報やデータを用いて規制の見直しに繋げていく制度。