医療機器とするか、非医療機器とするかの検討
使用目的などから医療機器であることが明らかな場合を除き、製品によっては、医療機器にも、非医療機器にもしうるものがあります。
医療機器とするか、非医療機器とするかは、様々な観点を考慮する必要があります。ここでは、製品力、経済性、購買心理の観点で見てみます。
1. 製品力
製品をどのようにポジショニングすると価値を最大化できるか考えることは、マーケティングの重要なプラクティスの一つです。様々な観点でじっくり考えてみましょう。
機能的に医療機器にも非医療機器にも該当しうる製品の場合、二段階戦略を検討してもよいでしょう。当初は非医療機器として販売し、データや資金を蓄積してから、将来的に医療機器化を模索するものです。初期投資やリスクを抑えつつ、売り上げを立てながら医療機器化を目指すことができるため、スタートアップや中小企業には一考の価値があります。
医療機器とするか、非医療機器とするかは、様々な観点を考慮する必要があります。ここでは、製品力、経済性、購買心理の観点で見てみます。
1. 製品力
- モノとして優れているか?臨床的な有用性が高いか?
- 製品の価値が最大限に発揮される使用目的が疾病の治療、診断、予防であれば、明確に医療機器一択となります。
- また、画期的なものであれば医療機器化することでリターンを最大化できるかもしれません。
- 製品特性的に、ヘルスケア的な用途の方が価値を最大化できるのであれば、非医療機器を選択したほうがよい場合が多いでしょう。
- コストとリターンのバランスが取れるのは、医療機器か?非医療機器か?
- 価格と性能のバランスが取れるのは、医療機器なのか?非医療機器なのか?購買者、ユーザーの視点に立った考察が必要です。例えば、医療機器として多額の開発費用を回収するために高額な価格設定をしなければいけないが、その価格でも買ってくれるのか?
- 購買する人、使用する人の視点で、検討する必要があります。
- ニーズを満たすために、その製品が医療機器であるべきか?非医療機器であるべきか?
- 経済性とも関連しますが、ニーズを満たすシーズは必ずしも固定でない場合が多いです。例えば、本当はワインを飲みたいけれど、今日はビールにしとこう、といった購買心理があります。つまり、ニーズがアルコールを飲んで酔いたいという場合、高いワイン一択ではなく、少し安いビールという選択もありうるわけです。もっと安い発泡酒でもよいかもしれません。これが示唆するのは、製品が提供する機能が同一でなくても、ほとんど同じ、あるいは類似するものであれば、競合しうるということです。製品の競争優位性は代替可能品まで広げて精査する必要があるのです。
- 医療機器で製品の保険価格が付かない場合、あえて持ち出しで購入するほどのベネフィットがあるのか?これは製品力、経済性とも関連してきます。
製品をどのようにポジショニングすると価値を最大化できるか考えることは、マーケティングの重要なプラクティスの一つです。様々な観点でじっくり考えてみましょう。
機能的に医療機器にも非医療機器にも該当しうる製品の場合、二段階戦略を検討してもよいでしょう。当初は非医療機器として販売し、データや資金を蓄積してから、将来的に医療機器化を模索するものです。初期投資やリスクを抑えつつ、売り上げを立てながら医療機器化を目指すことができるため、スタートアップや中小企業には一考の価値があります。